2006年10月22日
ストーブ ガソリン バーナー M1950
第二次世界大戦で採用されたM1941やM1942に続くアメリカ軍の
軍用ストーブです。
GIストーブと言ったほうが有名かもしれません。
採用当時、車両部隊等で使用され多くの兵士に温食を提供する為
活躍しましたが現在はより扱いの簡単な液化ガス系ストーブや民間モデル
の採用により第一線からは外れました(80年代後半まで納入されていたみたいです)。
最近では海兵隊がコールマンのピーク1モデル550Bを採用して
いた事もありました。
このM1950はコールマンやロジャース等、数社が製造納入していて
写真の物は1982年製SMPの納入品です。本来はストーブがすっぽり入る
アルミ製のケースが付きますが私の物はケースが付属しないタイプです。
ストーブ本体には多数のスペアパーツと工具が収納され
戦場での修理が可能となっています。
さて点火方法ですがちょっとクセがありますので順に説明していきます。
① 燃料タンクに3/4、ホワイトガソリンを入れる(入れすぎ注意!レギュラーガソリン可)。
② バルブがOFFの位置になっているか確認し10回ポンピングする(10回厳守!!)。
③ バルブをONの位置に回して燃料を出し3秒程経ったらバルブをOFFの位置に戻す
(この時にバーナーカップ下のプレヒートカップにガソリンがたまります)。
④ ライター等で着火しプレヒート開始(バルブはOFFのままで)。
プレヒート中大きな炎が上がるので注意
⑤ プレヒートを1分程するとシュウシュウとガソリンが気化する音が聞こえてきます。
気化する音が聞こえたらバルブをLIGHTの位置まで回してライター等で本着火します。
(固体差によりLIGHTの位置より少しON側にバルブを回さないと駄目な場合があります)
⑥ 炎が青く安定したらバルブをONの位置に回し追加のポンピングを10回する。
以上が点火方法です(火力調整は出来ず常に全開です)。
消火方法はバルブをOFFの位置に回すと消火しさらに
ストーブ本体が冷めた後、燃料キャップをゆるめてタンクの圧抜きをします。
現在のガソリンストーブと比べて火力も弱く扱いも面倒ですがさすが軍用
丈夫に出来ています。
今のモデルで言うとこれでしょうか。
Coleman(コールマン) フェザーストーブ
コールマンのコンパクトガソリンストーブです。何となくタンク周りがM1950ストーブに似てますね。
燃料はホワイト・レギュラーガソリン共に使用する事が可能(レギュラーガソリンは非常時のみ)。
火力も強く調整も出来るし何と言っても現行機種なので安心して使用できます。
注意!!
軍払い下げのストーブは未使用品、中古品共に燃料キャップパッキン及び
チェックバルブパッキンが劣化していますので使用する際は新品のパッキンに交換する
ことをお勧めします(スペアパーツのパッキン類も劣化してます)。さらに燃料にガソリン
を使用する為、細心の注意が必要です。
またこのブログを参考に使用して怪我や事故等が発生しても当方は一切責任は
持てませんのでご了承願います。
軍用ストーブです。
GIストーブと言ったほうが有名かもしれません。
採用当時、車両部隊等で使用され多くの兵士に温食を提供する為
活躍しましたが現在はより扱いの簡単な液化ガス系ストーブや民間モデル
の採用により第一線からは外れました(80年代後半まで納入されていたみたいです)。
最近では海兵隊がコールマンのピーク1モデル550Bを採用して
いた事もありました。
このM1950はコールマンやロジャース等、数社が製造納入していて
写真の物は1982年製SMPの納入品です。本来はストーブがすっぽり入る
アルミ製のケースが付きますが私の物はケースが付属しないタイプです。
ストーブ本体には多数のスペアパーツと工具が収納され
戦場での修理が可能となっています。
さて点火方法ですがちょっとクセがありますので順に説明していきます。
① 燃料タンクに3/4、ホワイトガソリンを入れる(入れすぎ注意!レギュラーガソリン可)。
② バルブがOFFの位置になっているか確認し10回ポンピングする(10回厳守!!)。
③ バルブをONの位置に回して燃料を出し3秒程経ったらバルブをOFFの位置に戻す
(この時にバーナーカップ下のプレヒートカップにガソリンがたまります)。
④ ライター等で着火しプレヒート開始(バルブはOFFのままで)。
プレヒート中大きな炎が上がるので注意
⑤ プレヒートを1分程するとシュウシュウとガソリンが気化する音が聞こえてきます。
気化する音が聞こえたらバルブをLIGHTの位置まで回してライター等で本着火します。
(固体差によりLIGHTの位置より少しON側にバルブを回さないと駄目な場合があります)
⑥ 炎が青く安定したらバルブをONの位置に回し追加のポンピングを10回する。
以上が点火方法です(火力調整は出来ず常に全開です)。
消火方法はバルブをOFFの位置に回すと消火しさらに
ストーブ本体が冷めた後、燃料キャップをゆるめてタンクの圧抜きをします。
現在のガソリンストーブと比べて火力も弱く扱いも面倒ですがさすが軍用
丈夫に出来ています。
今のモデルで言うとこれでしょうか。
Coleman(コールマン) フェザーストーブ
コールマンのコンパクトガソリンストーブです。何となくタンク周りがM1950ストーブに似てますね。
燃料はホワイト・レギュラーガソリン共に使用する事が可能(レギュラーガソリンは非常時のみ)。
火力も強く調整も出来るし何と言っても現行機種なので安心して使用できます。
注意!!
軍払い下げのストーブは未使用品、中古品共に燃料キャップパッキン及び
チェックバルブパッキンが劣化していますので使用する際は新品のパッキンに交換する
ことをお勧めします(スペアパーツのパッキン類も劣化してます)。さらに燃料にガソリン
を使用する為、細心の注意が必要です。
またこのブログを参考に使用して怪我や事故等が発生しても当方は一切責任は
持てませんのでご了承願います。
Posted by tsuyo4 at 23:24│Comments(1)
│ストーブ
この記事へのコメント
はじめまして
もしご存じでしたら教えてください。タンクとバルブ接合のねじ込み部分のガスケットで良いものはありませんでしょうか。ぐらぐらしてしまいます
もしご存じでしたら教えてください。タンクとバルブ接合のねじ込み部分のガスケットで良いものはありませんでしょうか。ぐらぐらしてしまいます
Posted by ただ at 2014年02月03日 17:53
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