2006年12月24日
ポケットカンオープナー
兵士の必需品、ポケットカンオープナー(缶切り)の紹介です。

その昔レーション(糧食)と言えばまだ缶詰だった時代、これがなければ飯が食えず
軍用ポケットナイフには必ずと言っていいほどカンオープナーが装備されていました。
またレーションの中に梱包出来る小型の折りたたみポケットカンオープナーも開発されました。
現在ではレトルトパックやプルトップ式缶詰レーションの登場によって影の薄い存在に
なりつつありますが衝撃に強く(プルトップ式は衝撃に弱い)、長期保存が可能な缶詰が
現在でも各国のレーションとして採用されているかぎりカンオープナーはまだまだ使用され
続けられる事と思います。

上の写真はアメリカ軍が採用していたポケットカンオープナーで左からP-38、
P-51ポケットカンオープナーです。
P-38は第二次世界大戦時に開発された物で70年代までレーションの箱に
一緒に収められていました。
P-51はP-38の大型モデルとなります。
どちらも大変使いやすい物ですがP-51のほうが大きい分
使い勝手は上です。

使用の際は折りたたまれた刃を起こします。
また本体にはキーリングの穴が開いているので兵士達は
ドックダグ(認識票)のチェーンに付けて携帯していました。

次は自衛隊、戦闘糧食Ⅰ型用の缶切りです。
戦闘糧食Ⅰ型は24個で1箱のダンボールに梱包されており
その中にこの特注の缶切り4個が同時に収められています。
外観はP-51とそっくりでその性能は25個以上の缶詰が開けられる
との事です。

使い勝手もP-51と同等で戦闘糧食Ⅰ型の平1号缶を簡単に開ける事が出来ます。
尚、この缶切りは個人装備品ではありませんが使用後は希望者に配られ個人所有
する事が出来ます(使用後回収する部隊もあるようです)。
では、購入ですがP-38及びPー51はミリタリーショップやネットオークションで
またP-51と同型のものがコフランから販売されています。
自衛隊缶切りは非売品ですので購入は難しいです。
たまにネットオークションに出てますが・・・・。
ちなみに自衛隊缶切りはアイデアルのブランドで知られる新考社製。
自衛隊納入品とはちょっと違いますが15番缶切りというタイプが一番似ており
これは一般にも販売されています。
その昔レーション(糧食)と言えばまだ缶詰だった時代、これがなければ飯が食えず
軍用ポケットナイフには必ずと言っていいほどカンオープナーが装備されていました。
またレーションの中に梱包出来る小型の折りたたみポケットカンオープナーも開発されました。
現在ではレトルトパックやプルトップ式缶詰レーションの登場によって影の薄い存在に
なりつつありますが衝撃に強く(プルトップ式は衝撃に弱い)、長期保存が可能な缶詰が
現在でも各国のレーションとして採用されているかぎりカンオープナーはまだまだ使用され
続けられる事と思います。
上の写真はアメリカ軍が採用していたポケットカンオープナーで左からP-38、
P-51ポケットカンオープナーです。
P-38は第二次世界大戦時に開発された物で70年代までレーションの箱に
一緒に収められていました。
P-51はP-38の大型モデルとなります。
どちらも大変使いやすい物ですがP-51のほうが大きい分
使い勝手は上です。
使用の際は折りたたまれた刃を起こします。
また本体にはキーリングの穴が開いているので兵士達は
ドックダグ(認識票)のチェーンに付けて携帯していました。
次は自衛隊、戦闘糧食Ⅰ型用の缶切りです。
戦闘糧食Ⅰ型は24個で1箱のダンボールに梱包されており
その中にこの特注の缶切り4個が同時に収められています。
外観はP-51とそっくりでその性能は25個以上の缶詰が開けられる
との事です。
使い勝手もP-51と同等で戦闘糧食Ⅰ型の平1号缶を簡単に開ける事が出来ます。
尚、この缶切りは個人装備品ではありませんが使用後は希望者に配られ個人所有
する事が出来ます(使用後回収する部隊もあるようです)。
では、購入ですがP-38及びPー51はミリタリーショップやネットオークションで
またP-51と同型のものがコフランから販売されています。
自衛隊缶切りは非売品ですので購入は難しいです。
たまにネットオークションに出てますが・・・・。
ちなみに自衛隊缶切りはアイデアルのブランドで知られる新考社製。
自衛隊納入品とはちょっと違いますが15番缶切りというタイプが一番似ており
これは一般にも販売されています。
2006年11月30日
コフラン フォールド・ア・カップ
コフランの折りたたみカップ、フォールド・ア・カップです。

クラッシュプルーフプラスチック製で容量200mℓのコップ状態から
コップ上部を内側に折りたたむことでポケットに入るサイズになります。
重さもわずか28g。

コップ状態にするには、取っ手をつまんで広げるだけ。
とても簡単です。
材質については折りたたみの耐久性はかなり高いと思われますが耐熱性は不明。
人が飲めるぐらいのお湯だったら大丈夫でしょう(沸騰直後のお湯だとヤバイかも)。
以上フォールド・ア・カップの紹介でした。
てっ おいっ!!
どこが軍モノやねん!とツッコミを入れた人。
ここからがミリモノ流ですよ。

写真左側緑色の物がスウェーデン軍採用品で右側茶色の物が一般市販品の
フォールド・ア・カップです(どちらもメイド・イン・スウェーデン)。
さらに市販品のフォールド・ア・カップはNATO軍指定品となってます。
その証拠にカップ裏に

NATOストックナンバー、略してNSNが刻印されています。
写真では分かりにくいですが
NAT.ST.NR.7350-17-110-1364と刻印されてます。

スウェーデン軍用のカップ裏には軍用品を表す刻印などは特にありません。
軍用品ですのでFOLD・A・CUPのロゴもありません(スウェーデンはNATOに加盟していないため当然NSNはない)。
まさかフォールド・ア・カップが軍モノだったなんて私自身ビックリです。
恐るべしフォールド・ア・カップ

COGHLAN S(コフラン) フォールドカップ
クラッシュプルーフプラスチック製で容量200mℓのコップ状態から
コップ上部を内側に折りたたむことでポケットに入るサイズになります。
重さもわずか28g。
コップ状態にするには、取っ手をつまんで広げるだけ。
とても簡単です。
材質については折りたたみの耐久性はかなり高いと思われますが耐熱性は不明。
人が飲めるぐらいのお湯だったら大丈夫でしょう(沸騰直後のお湯だとヤバイかも)。
以上フォールド・ア・カップの紹介でした。
てっ おいっ!!
どこが軍モノやねん!とツッコミを入れた人。
ここからがミリモノ流ですよ。
写真左側緑色の物がスウェーデン軍採用品で右側茶色の物が一般市販品の
フォールド・ア・カップです(どちらもメイド・イン・スウェーデン)。
さらに市販品のフォールド・ア・カップはNATO軍指定品となってます。
その証拠にカップ裏に
NATOストックナンバー、略してNSNが刻印されています。
写真では分かりにくいですが
NAT.ST.NR.7350-17-110-1364と刻印されてます。
スウェーデン軍用のカップ裏には軍用品を表す刻印などは特にありません。
軍用品ですのでFOLD・A・CUPのロゴもありません(スウェーデンはNATOに加盟していないため当然NSNはない)。
まさかフォールド・ア・カップが軍モノだったなんて私自身ビックリです。
恐るべしフォールド・ア・カップ

COGHLAN S(コフラン) フォールドカップ